施設について

朝来市自然環境保全センターについて

朝来市は瀬戸内海へ流れる「市川」と日本海へ流れる「円山川」の分水嶺に位置する、自然豊かなまちです。その清らかな源流域は、特別天然記念物・オオサンショウウオの、全国屈指の生息地となっています。

オオサンショウウオは、世界最大級の両生類で、2300万年前からほとんど姿を変えずに生き続けてきたことから、「生きた化石」と呼ばれています。しかし近年は、生育環境の悪化や外来種との交雑等により、その存続が危ぶまれています。

彼らは、河川生態系の頂点に立つ存在であると同時に、環境変化に極めて敏感な「豊かな自然環境の指標」でもあります。そのため、彼らが暮らせる環境を守ることは、河川の多様な生き物を守り、私たちが生きていくために必要な、健全で豊かな自然環境を未来へ引き継ぐことにつながります。

本施設は、オオサンショウウオの生態を解き明かし、守るための研究・保全の最前線です。ここ朝来の源流から、「人と自然の共生」を探求し、その価値を発信していきます。

主な役割

  • サンショウウオ類を中心とした自然環境の保全・調査研究
  • 自然環境に関する情報発信・展示
  • 環境学習の機会提供と普及啓発

施設紹介

展示室

大型水槽でのオオサンショウウオの生体展示や、サンショウウオ類の生態紹介、大型モニターでの映像展示など、サンショウウオ類を中心とした朝来市の自然環境について紹介しています。

ラボ

主に遺伝子解析などを用いて、サンショウウオ類の生態や保全に関する研究を行う場所です。ラボの壁はガラス張りになっており、実験の様子を「ラボ展示」としてご覧いただけます。

レクチャールーム

施設で行った最新の研究成果を展示しています。また、朝来市の自然環境に関する展示として、大学等と共同で行ったメダカの研究紹介や生体展示、昆虫などの標本展示も行っています。環境講座等を行うレクチャールームとしても活用します。

ミュージアムショップ

オオサンショウウオを中心に、自然環境に関連するグッズを販売しています。

屋外飼育エリア

オオサンショウウオの保護個体の飼育を行います。
※通常時非公開

館内マップ

指定管理者の紹介

NPO法人日本ハンザキ研究所

活動紹介

NPO法人日本ハンザキ研究所は、日本で唯一のサンショウウオ類に特化した民間の研究所として、2005年に設立されました。

当団体は、オオサンショウウオをはじめとしたサンショウウオ類の生態研究を行うとともに、国内外の研究活動の支援や、研究成果を活かした保全活動に取り組んでいます。また、学校での授業や講演、展示活動などを通して、自然環境の大切さを伝える普及・啓発活動も行っています。

サンショウウオ類は、豊かな自然環境に生息し、環境の変化に敏感な生きものです。サンショウウオ類の研究と保全を通して、人と自然が調和して共存できる社会の実現に貢献していきたいと考えています。

詳しくはこちら↓↓↓

日本ハンザキ研究所:https://www.hanzaki.net/